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つれづれ鉄道風土記

日常やら、旅行記やら、写真やら、時には見たアニメや政治やらについて、徒然なるままに書き連ねていこうかな、と思っています。

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世界史の補講

今日は全3回にわたった世界史の補講の最終日でした。

補講といっても、成績が良くないので義務として受ける、といった性質のものではなく、
世界史の教員が完全に善意で希望者を対象に行う補講なので、
休みをつぶしてくるほど本当に歴史が好きか、興味があるような、物好きな人しか来ません。

実際、世界史補講は3回とも(さらに世界史の合間にあった1回の日本史補講も)、
600人いる生徒のうち、10人前後の、しかも毎回ほぼ同じ面子しか集まりませんでした。

余談ながら、初回の授業で10人しかいないのを見て、少ないなぁと思ったんですが、
世界史の先生によれば今年は多いほうだそうでした。

「3人くらいしか来ないと思った」というのは補講を設定した先生自身の弁。


で、私もその物好きなメンツの一人だったというわけです。


先生は3回とも違ったのですが(初回・H川氏、二回・A野氏、最終回・K林氏)、授業の内容は基本的に同じ。

「映像の世紀」という番組を視聴し、それに関してちょちょいと先生が講釈する、というスタイルです。
つまり、先生が影響を与え得るところはそれほど多くはありません。


「映像の世紀」について軽く触れておきましょう。

これはNHKが十余年ほど前に米・ABCと共同制作し、NHKスペシャルで放映された番組で、
第一次・第二次世界大戦以降の、戦前・戦中・戦後の様子が撮られた貴重なフィルムを編集、
激動の20世紀、特に戦乱について克明に描き出した約十部作の大作です。


各先生が選んだのは、順不同に

1:第二次大戦の章(ヒトラーによるヨーロッパ侵略の過程)
2:大戦末期から冷戦への対立構造の変化を描いた章(ヤルタ会談の秘密協定)
3:冷戦前期の東西の対立を描いた章(米ソの原水爆開発競争)
4:アジアの独立を描いた章(ホーチミン・ガンジー・毛沢東らの台頭)
※最終回は3・4をぶっ続け

の3つ。いづれも、今までの授業では1年間の総授業数が足らずに、
小中高と一貫して、まともに扱われなかった場所です。

冷戦を扱うと、現代にもつながるイデオロギーの問題を必然的に取り上げなければならないので、
教育の現場としても深く扱うのを避けているんじゃないか、とも疑いたくなるような時代です。

自分がこの世界史の補講を受けることにしたのは、

この時代についての深い解説が聞けると思ったからでもありました。


~ここから授業受けての感想~

いやぁ想像以上に重いです。あの映像。

戦争をありのままに映した実録モノなんで、ある程度覚悟はしていましたが、
広場で目隠しをされて銃殺されている人や、
ソ連の弾道ミサイル発射失敗事故で幾人もの人が火だるまになっているのを見ると、
やはりある種の恐怖の感情が湧きあがったと正直に告白しておきます。

DVDの放映時間は1章90分ほど。

日本の視点で語られがちな第二次大戦を、文字通り世界的な視点から見るのに非常に役立ちました。

特に大まかな流れしか知らなかったヒトラ-による欧州戦線の展開の詳細や、
冷戦期のソ連(フルシチョフ政権時代)については、
詳しい解説を見聞きしたのがほぼ初めてに近いこともあって、大いに勉強になりました。


ナチスドイツは1939年にはポーランドを侵攻して第二次大戦を引き起こしたわけですが、
欧州西部戦線において主力として活動したのが英でも仏でもなく米国だったということ、

つまり米国は日米開戦後、日独との二正面作戦の展開を余儀なくされていたということは、
フランスが開戦後即座に降伏したこと、英国がノルマンディー上陸作戦以前は防戦一方に追われていたことなど、
よく考えれば、当たり前のことなわけですが、意外と盲点であった事実でした。


それとソ連の指導者といえばレーニン・スターリン・ゴルバチョフくらいしか知らなかったもので、
フルシチョフが失脚後に記した回想録に描かれた、1950~60年代のソ連の姿・
当時アメリカに勝っているとされたロケット技術・大陸間弾道ミサイル技術の実態
などなどへの彼の見解は、非常に新鮮な情報でした。


授業を受けて考えたことなどについてもう少し深くまとめたいと思っていたんですが、

夜もだいぶ更けてきたので今晩はこのくらいにしておきます。この話の続きを書く保証はありませんw


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